【6月30日は夏越しの大祓】40代で初めて知った日本の美しい伝統神事とその魅力

こんにちは٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

つい先日まで私も知らなかったです。
今日6月30日は「夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)」という日本の伝統的な神事が行われる日。

40数年生きてきて、こんな素晴らしい伝統があることを知らずにいたなんて、なんだかもったいないことをしていたなと感じています。同じように「夏越しの大祓って何?」という方も多いのではないでしょうか。

今回は、この美しい日本の伝統について詳しく調べてみたので、ぜひ一緒に学んでいきましょう。

夏越しの大祓とは?半年間のリセット神事

夏越しの大祓は、毎年6月30日を中心に全国の神社で行われる伝統的な神事です。

簡単に言うと、上半期の間に積もってしまった心身の疲れや負のエネルギーを清めて、下半期を清々しい気持ちでスタートするための儀式のこと。

現代風に言えば「半年間の心身のデトックス」といったところでしょうか。

私たちは日々の生活の中で、知らず知らずのうちにストレスを溜めたり、心が重くなったりしますよね。そんな時に、古来から続く方法で心身をリセットできるなんて、とても魅力的だと思いませんか?

1300年以上続く歴史と由来

この神事の起源は、なんと日本神話にまでさかのぼります。

日本神話に登場する「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」が、黄泉の国の穢れを水で清めた「禊祓(みそぎはらい)」が原点とされています。この古事が、後の大祓の儀式の元となったそうです。

そして701年の大宝律令で正式な宮中行事となり、平安時代には6月と12月の晦日に宮中や神社で執り行われていました。

一時期は戦乱で中断されたものの、明治時代に復活し、現在まで1300年以上にわたって受け継がれている、まさに「生きた文化遺産」なんですね。

夏越しの大祓で体験できる3つのこと

1. 茅の輪くぐり(ちのわくぐり)

最も有名なのが「茅の輪くぐり」です。

茅(ちがや)という草で作った大きな輪を、「左・右・左」と8の字を描くように3回くぐります。この時、「水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶというなり」と唱えるのが一般的です。

実際に体験してみた方は輪をくぐるたびに何か軽やかな気持ちになれる、とのこと。これは単なる気分の問題ではなく、古来から続く知恵なのかもしれませんね。

2. 人形(ひとがた)によるお祓い

紙で作られた人の形をした「人形(ひとがた)」に、自分の名前や年齢を書いて、体の気になる部分をなでたり、息を吹きかけたりします。

今日訪ねた神社はこれだけが行われていました。
実際に私もやってみました。

300円を入れて…
人型の紙に住所、名前、年齢を記入、息を3回吹きかけ箱に入れます。

これによって、自分の中の負のエネルギーや体の不調を人形に移し、神社に納めてお祓いしてもらうのです。

仕事前にほぼ毎回参拝してる素敵な神社です✨

3. 大祓詞の奏上と神事

神職の方が「大祓詞(おおはらえことば)」を唱える神事に参加することで、より本格的に心身の浄化を体験できます。

実際に参加するにはどうすればいい?

「興味はあるけど、どうやって参加すればいいの?」という方のために、具体的な方法をご紹介します。

お近くの神社を探してみましょう

まずは、お住まいの地域の神社をチェックしてみてください。6月下旬から多くの神社で茅の輪が設置されています。

参加方法はとてもシンプル

  1. 神社に参拝して茅の輪くぐりを体験
  2. 人形に必要事項を記入して神社に納める
  3. 神事があれば参加する

特別な準備は必要ありません。誰でも気軽に参加できるのが夏越しの大祓の素晴らしいところです。

神社に行けない場合も大丈夫

遠方にお住まいの方や、なかなか神社に足を運べない方でも、郵送で人形を受け付けている神社もあるそう。

また、自宅で半年を振り返り、心身のリセットを意識するだけでも意味があります。

京都では「水無月」という和菓子も

京都では、夏越しの大祓の時期に「水無月」という白いういろうに小豆を乗せた和菓子を食べる習慣があります。近年は「夏越ごはん」という行事食も広まりつつあります。

気になる和菓子・・こちらの記事を参考にしてください😊

こういった食文化と一緒に楽しめるのも、日本の伝統行事の魅力ですね。

日本の伝統行事を生活に取り入れてみませんか?

今回、夏越しの大祓について調べてみて、日本にはこんなにも美しい伝統があったのかと驚きました。

同時に、これまで知らずに過ごしてきたことを少しもったいなく感じています。でも、今からでも遅くありません。

季節の節目節目に行われる日本の伝統行事を意識的に生活に取り入れることで、毎日がより豊かで意味深いものになるのではないでしょうか。

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夏越しの大祓について学んだら、日本の年中行事についてもっと知りたくなりませんか?

まとめ

夏越しの大祓は、1300年以上続く日本の美しい伝統神事です。

半年間の心身の疲れを清めて、残り半年を清々しい気持ちでスタートするという、とても理にかなった行事だと思います。

今年の夏越しの大祓には間に合わないかもしれませんが、来年はぜひ体験してみたいですし、これを機に他の季節行事についても学んでいきたいと思います。

皆さんも、日本の美しい伝統に触れて、より豊かな一年を過ごしてみませんか?


この記事があなたの日本文化への興味のきっかけになれば幸いです。他にもおすすめの伝統行事があれば、ぜひコメントで教えてください( *ˊᵕˋ)✩‧₊˚

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