【フェリー旅行体験談】揺れで眠れない?快適に過ごすコツと設備まとめ
長距離移動の手段として注目されているフェリー。飛行機や新幹線よりも交通費を抑えられ、宿泊も兼ねられるのが大きな魅力です。
先日、家族5人で夜発・朝着のフェリーに乗船しました。
今回はその体験談を交えつつ、これからフェリー旅行を計画する方に役立つ情報をまとめます٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
ドミトリータイプの客室に宿泊体験
今回利用したのは、ドミトリー(カプセルベッド式)の客室。

知らない人と相部屋になる可能性があるタイプですが、幸い家族でまとまって利用できました。
- カーテン付きでプライベート感あり
閉めると、周りは気になりません。頭上にライト、風調節口、コンセント(1個)があり、座っても余裕の高さがあります。(※身長150cmの場合です) - 周りには他の家族の方もいましたが、音のトラブルもなく快適に休めました。
- スマホが海上のためずっと圏外で、私を含め子どもたちもデジタルから解放されてリラックスできました。
ホテルの個室ほどではないものの、「個人の空間を確保しながらリーズナブルに宿泊できる」という点ではとてもよかったです。

この部屋にカプセルタイプの2段ベッドがあります。
船内設備の魅力

テレビあり、ソファあり、ゆっくりとくつろぐことができる空間。
展望大浴場
広々とした大浴場から海を眺めながら入浴でき、旅の疲れもリフレッシュ。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープもあります。
ドライヤーあり、無料コインロッカー(100円返金)あり。
サウナや洗面設備も整っており、ホテル同様の快適さでした✨
女性専用パウダールーム
女性用スペースもあり、落ち着いてメイクやスキンケアができるのは嬉しいポイント。家族連れのママも安心です。
レストラン&売店
レストランでは食事を楽しめ、売店ではお土産や飲み物も購入可能。船内限定のお土産を買えるのも旅の楽しみです。

カップラーメンやアイスクリーム、アルコールの自動販売機があります。(金額は少し高め)
持ち込みも可能なので、お弁当を食べたりおつまみを食べたり、たくさんの人が自由に過ごしていました。
フェリー旅行のメリット
- 交通費を大幅に節約できる(移動と宿泊を兼ねられる)
- ホテル並みの快適さ(大浴場・パウダールームなど)
- 非日常の体験(海上で星空や朝日を楽しめる)
- 家族や友人との時間をゆっくり過ごせる(デジタルデトックス効果も)
注意点:揺れと天候の影響
快適だった一方で、やはり揺れは大きな課題でした。横になると波の動きを強く感じ、何度も目が覚めてしまいました。
子ども達は比較的平気だったので、体質や年齢によって差があるようです。
揺れを減らす工夫
- 出航前に酔い止め薬を服用(アネロンなど)
- 船の中央・低層デッキに近い客室を選ぶ
- 水平線を眺めて目を休める
- 軽食や炭酸水で胃を落ち着ける
- 耳栓・アイマスクで睡眠環境を整える
天候と運航状況の関係
- 風速10m/s超で高速船欠航の可能性、15m/s前後でフェリー欠航のケースも
- 波高2~3m以上で運航見合わせが多い
- 台風や低気圧が500〜1000km以内にあると運航に影響
- 横波は左右に大きく揺れる原因
👉 出発前には必ず天気・波予報を確認し、無理をしない計画を立てることが重要です。
まとめ:準備次第でフェリーは快適な選択肢に
フェリーは、交通費を抑えながら非日常を味わえる移動手段です。大浴場やレストラン、パウダールームといった設備は想像以上に快適で、家族連れにも安心。
ただし、揺れや天候の影響は避けられないため、客室の選び方・酔い止め対策・天気予報のチェックが快適な旅の鍵となります。
うまく準備をすれば、フェリー旅行は「移動」そのものが楽しい思い出になります。
これから計画される方は、ぜひ参考にしてみてください✨