子供の習い事 始める前に大事なこと 興味・関心を持たせる
小学1~3年生の約7割が何かの習い事をしています。
習い事の数はが1つ~3つが平均。
子供の数が減る一方で、習い事のバリエーションはどんどん増えていることも背景にあるようです。
この記事では、習い事をはじめるために大事な準備について書いています。
特に幼児の習い事はこれがあるかないかで習得度合いも大きく変わっていきます。
ぜひ参考にしてください。
習わせたいことに子どもは興味・関心がある?
※私はそろばん教室の先生をしているので、そろばん教室を例に考えてみます。
小学校高学年ならまだしも、小さな子が「そろばん習いたい」と自ら申し出ることはほとんどないです。
幼児や小学校低学年の習い事は基本的には親が主導で決定していくことが必要です。
しかし、全くの準備なしにある日突然教室に連れてきて「そろばんしようね」と言われても、子どもも戸惑ってしまいます。
どんな習い事でも同じですが、そこに興味・関心・好き・楽しいがある方が圧倒的に上手になります。
そろばんでいうと、”そろばんに興味がある” ”数字に関心がある” ”新しいことを学ぶことが好き” これは大切な要素です。
こういった興味・関心は子どもが自然と持つこともありますが、環境がそうさせることもおおいにあります。
わかりやすいのが弟や妹(下の子)たち。
わが家の例でいくと(2歳差です)かけ算九九の覚え方が特徴的でした。
【長女】 小学2年生の時、学校の授業で習ってから覚えた。
【次女】 お姉ちゃんの聞いている九九の歌を聞いて何となく覚え、そろばんをはじめる小学1年生の頃には完全に覚えた。
【三女】 2人のお姉ちゃんの影響で年中の頃に覚えた。
これは周りで九九の話題があり、九九の歌が流れ、九九を使った計算をする環境が下の子たちの興味を引いた1つの例です。
韓国アイドル好きも、お姉ちゃんの影響をかなり受けてます笑
そろばんを習わせたい、お子様に数に強くなって欲しいなら、お子様と関わる中で数を使った声かけや遊びをすることが習い事の準備につながります。
生活の中には数字があふれています。
※机に向かって問題集を勉強するイメージではありません。
あめ玉2個と1個でいくつになる?
今日は何月?
あと〇日ねたら発表会だね。
○○ちゃんは今4才で次は5才になるんだよ。
ポイントは、日常生活や遊びの中で、親(周りの大人)が数字を意識して声をかけること。
ママは忙しい中でそんなこと意識するなんて大変…と思います。
でもママが一番長い時間一緒にいるなら影響は大きく、効果も抜群。
ちょっとの積み重ねが子どもたちの可能性を大きく広げます。
そろばんの準備の話は、数や数字のほかに、塗り絵や手先を使った遊び(折り紙やビーズなど)、絵や文字を書くということも準備になります。
※逆に心配ないのは ”簡単な計算もできない” ”落ち着きもない…” ということは教室に来てからでもできるようになるので特に準備は必要ありません。
そうして少しでも興味や関心が持てる状態で習い事をスタートすると、頑張り方も習得のスピードも違ってきます。
ぜひ実践してみてください。
子どもの「好き♡」という気持ちが成長の鍵です。
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