明治神宮への原宿ルートと代々木ルート徹底解説

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地方のド田舎から上京したばかりの娘と向かったのは明治神宮。
思いつきで行ってみようとなり、唯一の頼りはiPhone情報。
もちろん何度も検索をかけ、たどり着きました。

しかし
1、思いのほか、歩く。→代々木ルート(北参道)
2、今どこを歩いてるのか分からない。→森のように広いことと詳しい地図があまりない。
3、結局正式なまわり方ってどうだったんだろう、という疑問。→一方方向ではなく、双方向に向かってる人がいる。
4、おみくじって、思ってたのと違った。→「大御心」というもの。いわゆる大吉・吉とかではない。
5、後で気づいた、もう一駅先のここで降りればよかったということ。→あまり歩きたくないときはこっちがおすすめ原宿ルート(南参道)

など。
もっとちゃんと調べておけばよかったと思ったことを書いています。
初めていく方、参考にしてみてください。

明治神宮とは?歴史と魅力

明治神宮の基本情報と特徴

 明治神宮は、東京都渋谷区の原宿と代々木エリアに隣接する広大な敷地を持つ神社です。その敷地は22万坪(約73ヘクタール)もの広さを誇り、「神宮の杜」と呼ばれる豊かな自然環境の中に本殿や参道が整備されています。明治天皇と昭憲皇太后をご祭神として大正9年(1920年)に創建されました。訪れる参拝者は年間を通じて非常に多く、特に初詣では日本一の参拝者数を誇るほどの人気を集めています。

 アクセスの良さも特徴の一つで、JR山手線「原宿駅」や「代々木駅」からすぐの立地にあります。都会の中心に位置していながら、静かで厳かな空気が感じられるスポットとして親しまれています。

maru

私は「代々木駅」で降りました。駅からしばらく歩く(5分くらい)とすぐ明治神宮につきました。

方向音痴の私も迷わなかったので、きっとみんな行けます。
立派な鳥居(ただ、後で見た南参道の鳥居の方が大きく迫力がありました。)があり、そこから数百メートル歩いていきます。
※こちらが北参道になります。

代々木ルートを選ぶメリットと見どころ

落ち着いた参道の雰囲気

 代々木ルートは、原宿ルートに比べて落ち着いた雰囲気が魅力です。代々木駅から徒歩数分でアクセスできる北参道は、緑豊かで静けさを感じられるのが特徴です。木々に囲まれた参道は、都会の喧騒を忘れさせる穏やかな空間を提供してくれます。観光で訪れる方の中には、「どっちのルートを選ぶべきか」と迷うことがありますが、ゆっくりと参拝したい場合には代々木ルートがおすすめです。

北参道からアクセスする際の注意点

 北参道を利用してアクセスする場合、参道内には案内が少ないため、初めて訪れる際は事前に道を確認しておくことをおすすめします。また、原宿ルートほど飲食店や観光施設が周囲に多くないため、休憩や買い物を済ませてから向かうと良いでしょう。北参道は明治神宮の静けさを存分に味わえるエリアである反面、混雑しづらい分、時間帯に関係なくリラックスした雰囲気を楽しむことができます。

maru

桜の開花宣言があった日に行ったので、外国観光客(団体ツアー)の方がたくさんでした。

代々木公園と合わせた散策ルート

 代々木ルートの大きなメリットは、隣接している代々木公園と合わせて散策できる点です。緑豊かな代々木公園では、家族や友達とピクニックを楽しんだり、アクティビティを満喫することができます。参拝後に代々木公園を訪れることで、東京の中心で自然と歴史を同時に堪能できる素晴らしいルートとなります。明治神宮の杜と代々木公園はどちらも広大な敷地を持っており、観光に十分な時間を確保して訪れるのが良いでしょう。

原宿ルートを選ぶメリットと見どころ

アクセスの良さと徒歩で行けるスポット

 原宿ルートは、JR山手線「原宿駅」からのアクセスが非常に便利な点が特徴です。駅から徒歩数分で南参道の入り口に到着するため、時間に余裕がない方や初めて明治神宮を訪れる方にもおすすめのルートです。また、原宿エリア周辺には「竹下通り」や「表参道」などの観光スポットが密集しており、参拝と合わせてショッピングやグルメが楽しめることも大きな魅力となっています。特に若者や外国人観光客には人気のエリアで、都会の活気を感じられる点も原宿ルートならではの特徴です。

南参道の特徴と大鳥居の歴史

 南参道を進むと、明治神宮の象徴である大鳥居が見えてきます。この大鳥居は、日本国内でも最大級の木製鳥居で、高さ約12メートル、幅約17メートルと圧巻の規模を誇ります。かつては樹齢1500年と言われる台湾産のヒノキを使用して造られましたが、現在の鳥居は平成5年(1993年)に再建された2代目となります。この鳥居をくぐると、まるで別世界に入ったかのような静寂と自然が広がり、訪れた人々の心を和ませます。南参道全体が計画的に整備された空間でありながら、神秘的な雰囲気を備えており、参道を歩くだけで日常の喧騒を忘れることができるでしょう。

混雑する時間帯とその対策

 原宿ルートはアクセスの良さから人気が高く、特に初詣や観光シーズンには多くの参拝者で混雑します。午前10時から午後3時頃が特に混み合う時間帯ですので、静かに参拝を楽しみたい場合は早朝または夕方以降の訪問をおすすめします。また、混雑を避けるために平日の訪問を検討するのも一つの手です。年末年始やゴールデンウィークなどの特別な時期には特に多くの人が訪れるため、公共交通機関の利用で混雑を回避しながら効率的に移動するとよいでしょう。

手水舎やパワースポットのポイント

 南参道を歩いていくと、参拝前に身を清めるための手水舎が現れます。ここでは正式な作法に従って手や口を清め、心身を整えて参拝に備えることができます。また、南参道にはいくつかのパワースポットが点在しており、特に「夫婦楠」が有名です。この二本の楠は仲睦まじい夫婦の象徴とされ、多くの人が縁結びや夫婦円満を願って訪れます。落ち着いた雰囲気の中で祈りを捧げることで、日常の疲れを癒し、心をリフレッシュできるでしょう。

日本一の参拝者数を誇る理由

 明治神宮が日本一の参拝者数を誇る理由には、いくつかの要因があります。まず一つは、その立地の良さです。原宿や代々木といった便利なエリアに位置するため、多くの観光客や初めて参拝する人でも気軽に訪れることができます。また、神社そのものの歴史や格式が高いことも人気の理由の一つで、明治天皇と昭憲皇太后という日本の近代を築いた人物をお祀りしている点が、多くの人々に敬意を集めています。

 さらに、明治神宮の特色として挙げられる「大御心(おおみごころ)」と呼ばれる特別なおみくじや、心に響く御朱印も参拝者に人気です。これらは外国人観光客にとっても魅力的な体験となっており、特に海外から訪れる方にも親しまれています。

明治天皇と昭憲皇太后を祀る神社

 明治神宮では、明治天皇とその皇后である昭憲皇太后がご祭神としてお祀りされています。明治天皇は日本の近代化を推進した重要な存在であり、その寛容さと文化的功績から多くの国民に敬愛されていました。また、昭憲皇太后は教育や医療分野での慈善活動に尽力されたことで知られています。二人の業績を後世に伝えるために、大正時代に神社として創建されました。

 この神社は、平和と繁栄を象徴する場所として意味づけられており、今日でも多くの人が平穏や家庭の幸福を祈願するために明治神宮を訪れています。

四季折々の神宮の杜の魅力

 明治神宮の最大の見どころの一つは、境内を囲む「神宮の杜」です。この杜は日本全国から寄贈された約10万本の木々によって造られた人工林であり、四季折々に異なる表情を見せてくれます。春には桜が咲き誇り、新緑の季節には爽やかな空気に包まれます。秋には紅葉が見られ、冬には澄んだ空気の中で神秘的な景色が広がります。

 また、この杜は訪れる参拝者に安らぎを与える都会のオアシスとしても知られています。豊かな自然の中で、静けさを感じながら明治天皇や昭憲皇太后への敬意を表すことができるのも、明治神宮の大きな魅力の一つです。

原宿ルートと代々木ルートを徹底比較

参道の距離や時間の違い

 明治神宮には、原宿駅からアクセスできる南参道と、代々木駅からアプローチする北参道の2つの主要ルートがあります。それぞれの参道距離や所要時間は異なります。原宿ルートは徒歩5分程度で大鳥居にたどり着き、有名な竹下通りや表参道と近接しているため短時間でアクセス可能です。一方、代々木ルートは北参道の入り口から落ち着いた雰囲気の参道を進む形となり、本殿まで約10分程度の道のりです。

混雑状況と静けさのバランス

 原宿ルートは、多くの人々が利用するので週末や初詣などの時期には混雑しやすいのが特徴です。ただし、このルートは観光地としての活気が感じられるため、初めて明治神宮を訪れる方や外国人観光客には人気があります。一方、代々木ルートは比較的混雑が少なく、静けさを求める方におすすめです。境内の自然をじっくり味わいたい方や、静かな雰囲気の中で心を落ち着けて参拝したい方には最適のルートとなります。

観光初心者へのおすすめルート

 明治神宮を初めて訪れる方には、アクセスしやすい原宿ルートをおすすめします。このルートは、最寄り駅から参道入り口までの距離が短く、初参拝でも迷う心配がありません。また、原宿ルートでは夫婦楠や巨大な大鳥居など、印象的なスポットをすぐに目にすることができるため、観光地としての良さを存分に楽しめます。一方で、神社の静寂を味わいたい方や、原宿の賑わいを避けたい方には代々木ルートが良い選択肢と言えるでしょう。

明治神宮参拝をさらに楽しむ方法

御朱印やおみくじの楽しみ方

 明治神宮を訪れる際には、御朱印やおみくじを楽しむことで、さらに思い出深い参拝体験ができます。明治神宮の御朱印は、荘厳な「五三の桐」と「十二弁の菊紋」が特徴で、神楽殿や長殿の授与所で9:00から閉門まで受付しています。シンプルながらも格式高いデザインは、初めて御朱印を集める方にもおすすめです。

 また、明治神宮ならではのおみくじ「大御心」は、従来のおみくじと異なり、吉凶を占うものではありません。明治天皇と昭憲皇太后が詠んだ和歌から選ばれた30首の中から一つを引き、その深い教えやメッセージを受け取る形式となっています。和歌には解説や英訳も付いており、外国人観光客にも親しみやすい工夫がされています。初めて訪れる方も、ぜひこの特別なおみくじを体験してみましょう。

maru

「大吉かな」と言いながら引いたのでちょっと恥ずかしかったです。
1回100円です。

おすすめの写真撮影スポット

 明治神宮には、参拝の記念になる写真スポットが多数あります。北参道から入る際の大鳥居や夫婦楠は、その中でも特に人気の場所です。夫婦楠は、縁結びや家族円満の象徴として訪れる人が多く、温かく穏やかな雰囲気の中で写真を撮ることができます。

 また、四季折々の姿を見せる神宮の杜も見逃せません。特に紅葉の時期や新緑の季節は、自然に囲まれて美しい景色が広がり、カメラを向けるたびに絵になる瞬間を切り取ることができます。都会の喧騒から離れた静寂の中で特別な一枚を撮影してみてはいかがでしょうか。

周辺で訪れるべき観光スポット

 明治神宮を訪れたら、周辺の観光スポットにも足を延ばしてみましょう。原宿エリアは、若者文化や最新トレンドを満喫できる場所として有名です。竹下通りやキャットストリートには、多くのショップやカフェが並び、散策を楽しめます。また、外国人観光客にも人気のエリアで、多文化が交じり合うユニークな雰囲気が魅力です。

 さらに、明治神宮からほど近い代々木公園では、広大な緑地を感じながらリラックスした時間を過ごすことができます。休日になると多くのイベントやパフォーマンスが行われ、散策やピクニックにも最適です。明治神宮と合わせて訪れることで、より充実した一日を楽しむことができます。

明治神宮を巡るときの注意点

 明治神宮を参拝する際には、いくつかのポイントを押さえておくとスムーズです。特に初詣や祝日など混雑が予想される時期には、朝早くの参拝や開門直後の訪問をおすすめします。また、広大な敷地を有する明治神宮は、参道を歩くだけでも時間がかかるため、歩きやすい靴で訪れると良いでしょう。

 さらに、神社特有のマナーにも注意が必要です。鳥居をくぐる際は軽く一礼をし、参道の中央ではなく端を歩くのが礼儀です。また、本殿に進む際もきちんとした服装を心がけ、不快な行動を避けましょう。これらを守ることで、心穏やかに参拝できるだけでなく、他の参拝者に対する配慮にもなります。

 明治神宮を訪れる際には、こうした注意点を踏まえつつ、歴史と文化を存分に感じていただきたいと思います。

maru

明治神宮参拝後、スタバで休憩し原宿や竹下通りにスムーズにいくことができました。上京する娘と参拝することができとてもいい体験ができました😊
同じように今春から上京する方、親子で参拝おすすめです✨

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