卒業後のランドセルを捨てられない!思い出を活かす3つの方法と費用比較
小学校を卒業したお子さんをお持ちの皆さん、ランドセルの処分で悩んでいませんか?
「断捨離したいけれど、6年間毎日背負った思い出の品をゴミとして捨てるのは心が痛む…」 「押し入れに眠らせたままじゃもったいないけど、どうしたらいいかわからない」
そんな悩みを抱える親御さんは実は非常に多いのです。文部科学省の調査によると、毎年約100万個のランドセルが役目を終えていますが、その多くが活用されずに保管されたままになっているのが現状です。
私も卒業後のランドセル3つ保管してます。結構場所取るし、どうにかしたいと思いつつ数年そのままです💦
今回は、大切な思い出が詰まったランドセルを有効活用する3つの方法をご紹介します。それぞれのメリット・デメリット、具体的な費用、そして最も人気が高まっている「ランドセルリメイク」について詳しく解説していきます。
なぜランドセルを捨てられないのか?親の本音を調査
まず、なぜ多くの親がランドセルの処分に悩むのでしょうか。SNSやママ友との会話でよく聞かれる声をまとめると、以下のような理由が挙げられます:
親御さんの本音
- 「6年間の成長の記録が詰まっているから捨てられない」
- 「子どもが大切にしていた物だから簡単には手放せない」
- 「高価な買い物だったので捨てるのがもったいない」
確かに、入学準備で選んだときの思い出や、毎日一緒に登下校した日々を思い返すと、簡単には手放せませんよね。でも、いろいろ調べてみると、ランドセルを「捨てる」以外にも、素敵な選択肢がありました。
方法1:リサイクル - 環境に優しい資源活用
ランドセルのリサイクルは、革や金具などの素材を回収業者が引き取り、全く別の用途の製品の材料として再利用する方法です。あなたのランドセルがどんな製品になるかは分からず、完成品が手元に戻ってくることはありません。
リサイクルのメリット
- 環境貢献:資源の有効活用で地球に優しい
- 費用負担が少ない:多くの業者が無料または低価格で対応
- 手軽さ:指定場所に持ち込むだけの簡単手続き
リサイクルのデメリット
- 思い出が手元に残らない:素材として他の製品に使われるため完全に手放すことになる
- 何になるか分からない:どんな製品の材料になるかは不明
- 状態によっては断られる:汚れや破損がひどいと受け入れ不可
費用の目安
- 無料:自治体の回収や一部業者
- 1,000円〜3,000円:宅配回収や処理料込みの業者
お手軽度:★★★★☆ 思い出保存度:★☆☆☆☆
方法2:寄付 - 世界の子どもたちに笑顔を届ける
使わなくなったランドセルを、国内外の子どもたちに寄付する方法も注目されています。特に発展途上国では、通学用のカバンが不足しており、日本のランドセルは非常に喜ばれています。
主要な寄付先団体と特徴
国際支援系
- ジョイセフ(JOICFP):アフガニスタンの女子教育支援 - 送料約1,800円
- ワールドギフト:世界95カ国以上への寄付 - 送料2,000円〜2,500円
- セカンドライフ:アジア・アフリカ各国への支援 - 送料2,100円〜
国内支援系
- フードバンク関西:国内の困窮家庭支援 - 送料1,500円程度
- 認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン:国内子ども食堂支援 - 条件により無料
寄付のメリット
- 社会貢献:教育支援という形で国際協力に参加
- 意義深い再利用:子どもたちの未来につながる使い方
- 達成感:写真付きの報告書をもらえる団体も
寄付のデメリット
- 費用がかかる:送料や手数料が必要
- 条件が厳しい:状態の良いものでないと受け入れ不可
- 手続きが面倒:書類記入や梱包作業が必要
費用の目安
1,500円〜2,500円(送料・手数料込み)
お手軽度:★★☆☆☆ 思い出保存度:★★☆☆☆
方法3:リメイク - 思い出を新しい形で永続保存【最もおすすめ】
近年最も人気が高まっているのが、ランドセルを別のアイテムにリメイクする方法です。思い出の革や金具をそのまま活用して、日常使いできる実用的なアイテムに生まれ変わらせることができます٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
人気のリメイクアイテムと費用(※金額は目安)
1. ミニランドセル
- 価格帯:4,980円〜26,000円
- 特徴:元のランドセルの形をそのまま小さく再現
- 用途:インテリア、写真立て、小物入れ
- 人気度:★★★★★
2. 財布・長財布
- 価格帯:8,000円〜25,000円
- 特徴:ランドセルの革の質感をそのまま活用
- 用途:日常的に使える実用品
- 人気度:★★★★☆
3. パスケース・キーケース
- 価格帯:2,800円〜8,000円
- 特徴:手軽な価格で思い出を形に
- 用途:通勤・通学時の必需品
- 人気度:★★★☆☆
4. バッグ・トートバッグ
- 価格帯:18,000円〜35,000円
- 特徴:大容量で実用性抜群
- 用途:お出かけ、ビジネス用途
- 人気度:★★★☆☆
5. セット商品
- 価格帯:9,800円〜29,800円
- 特徴:複数アイテムをまとめてリメイク
- 用途:家族で分けて使える
- 人気度:★★★★☆
リメイク工房の選び方のポイント
1. 実績と口コミをチェック 創業年数や施工実績、実際の利用者の声を確認しましょう。特にGoogleレビューや楽天レビューは参考になります。
2. 納期を確認 人気工房では納期が6ヶ月〜1年以上かかることもあります。卒業シーズン前後は特に混み合うので、早めの予約が重要です。
3. 料金体系の透明性 追加料金の有無、送料込みかどうか、キャンセル料などを事前に確認しておきましょう。
4. アフターサービス 完成品に不満がある場合の対応や、修理サービスの有無も重要なポイントです。
リメイクのメリット
- 思い出の永続保存:形は変わっても大切な革や金具が手元に残る
- 日常での活用:実用的なアイテムとして毎日使える
- 贈り物にも最適:祖父母への贈り物としても喜ばれる
- オリジナリティ:世界で一つだけの特別なアイテム
リメイクのデメリット
- 費用が高め:他の方法と比べて費用がかかる
- 納期が長い:完成まで数ヶ月かかることが多い
- 工房選びが重要:技術力や対応に差がある
費用の目安
5,000円〜35,000円(アイテムと工房により大きく変動)
お手軽度:★★★☆☆ 思い出保存度:★★★★★
【口コミ分析】実際にリメイクを利用した方の声
ランドセルリメイクを利用した方々の口コミを調べてみると、以下のような感想が多く見られます:
良い口コミ
- 「ミニランドセルの完成度が想像以上で、細部まで元のランドセルの特徴が再現されていた」
- 「子どもが『小さくなった僕のランドセルだ!』と大喜びしてくれた」
- 「パスケースを毎日使うたびに小学校時代の思い出がよみがえる」
- 「祖父母にプレゼントしたら、とても喜んでもらえた」
気になる口コミ
- 「思ったより納期が長くて、卒業から1年後に完成した」
- 「もう少し安い価格設定だと利用しやすい」
- 「色が少し変わってしまった部分があった」
【2025年最新】おすすめリメイク工房
1.Askalカバン工房
- 特徴:百貨店での取扱い実績が30店舗以上 高島屋・三越伊勢丹・松坂屋・近鉄・などなど
- 価格:小物6点セット 8900円〜

2.メモリアルランド(R)
- 特徴:ランドセルを4分の1のミニサイズに
- 価格:ミニランドセル 13200円
3.工房花鯨
- 特徴:低価格、種類が豊富
- 価格:えらべる小物・ミニランドセル 6,280円〜
各方法の徹底比較表
方法 | 費用 | 納期 | 思い出保存度 | 社会貢献度 | 手軽さ | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|---|---|
リサイクル | 無料〜3,000円 | 即日〜1ヶ月 | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ |
寄付 | 1,500円〜2,500円 | 1〜2週間 | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
リメイク | 5,000円〜35,000円 | 1〜6ヶ月 | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
リメイクで失敗しないための5つのチェックポイント
1. 事前に写真を撮っておく
リメイク前のランドセルの状態を記録しておきましょう。完成品と比較できるだけでなく、思い出の記録にもなります。
2. 子どもと一緒に選ぶ
リメイクするアイテムは、できるだけ子どもと一緒に選びましょう。自分の意見が反映されることで、より愛着が湧きます。
3. 複数の工房から見積もりを取る
同じアイテムでも工房によって価格や納期が大きく異なります。
4. 口コミ・レビューを必ず確認
実際の利用者の声は非常に参考になります。特に写真付きのレビューは完成度の判断材料になります。
5. 追加オプションの確認
名前の刻印や色の変更など、追加料金が発生するオプションについて事前に確認しておきましょう。
まとめ:あなたに最適な方法を選ぼう
ランドセルは単なるカバンではありません。6年間の成長の記録、親子の思い出、そして子どもの自立への第一歩を支えてくれた大切なパートナーです。
こんな方にはリメイクがおすすめ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
- 思い出を形にして残したい
- 日常的に使えるアイテムが欲しい
- 少し費用がかかっても満足度を重視したい
- 子どもと一緒にリメイク過程を楽しみたい
こんな方には寄付がおすすめ
- 社会貢献に興味がある
- 子どもに「誰かの役に立つ」ことの大切さを教えたい
- ランドセルの状態が良好
- 思い出は写真で残せば十分
こんな方にはリサイクルがおすすめ
- とにかく費用を抑えたい
- 環境問題に関心がある
- 手軽に処分したい
- 思い出の保存にこだわらない
断捨離とは、ただ物を減らすことではありません。本当に大切なものを見極め、それを適切な形で残していくことです。ランドセルも、その大切なもののひとつではないでしょうか。
お子さんの成長を見守ってくれたランドセルに、新しい役割を与えてあげませんか?きっと、これからも家族の大切な思い出として、そばにいてくれるはずです。
今すぐ行動を起こそう
卒業シーズンが近づくと、リメイク工房は非常に混み合うようです。特に人気の工房では、予約から完成まで1年以上かかることも珍しくないとのこと。
思い立ったが吉日。お気に入りの工房が見つかったらぜひ見積もりを取ってみませんか?
このブログが、大切なランドセルの新しいスタートのお手伝いになれば幸いです٩(๑❛ᴗ❛๑)۶