脳トレで右脳を鍛えるメリットとは
あなたは右利きですか?左利きですか?
利き手によって脳の使い方が違うと言います。
ちなみに左利きは全人口の10%未満です。
この記事では脳トレで右脳を鍛えるメリットについて書いています。
また、そろばんをすることで右脳開発できる理由も書いています。
右脳教育や幼児教育、もしくは脳トレに興味がある方
子どもの習い事を考えてる方、
そろばんに興味がある方はぜひ最後までお読みください。
そもそも右脳と左脳って何?
私たちの脳(大脳)は左右対称に分かれています。
その右脳と左脳の働きは大きく異なります。
右脳
主に「非言語」の働きを持つ
イメージ力や記憶力、想像力やひらめき力を司る脳
視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚の五感に関係し、感情をコントロールする
情報をイメージとして認識し整理する役割を果たすため、左脳とくらべると数千倍の情報を処理することができるといわれる
左脳
主に「言語野」が複数あるといわれる
言語や計算力、論理的思考を司る脳
情報を知識として認識し、整理する役割を果たし、記憶にも関係する
日頃の勉強は主に左脳で行われているといえる
ちなみに…
右利きは左脳からの伝達系統が優位であることを一般に示します。
逆に、左利きは右脳からの伝達系統が優位であることを示します。
ミケランジェロやピカソ、モーツアルト、ベートーヴェン、アインシュタインは左利き、レオナルドダヴィンチは両手利きだったとか😏。
こうした見方もあります。(あなたはどっち?)
右脳派ってこんな人
喜怒哀楽がはっきりしている
感性がするどい芸術家
人の気持ちがよくわかる
空間認識にたけている
車の運転が得意
アナログ派
暗記が得意
左脳派ってこんな人
何事も原因や理由、メリットデメリットを考えて決める
筋道立てて考える
客観的な分析が得意
デジタル派
話が分かりやすい
計算が得意
几帳面
はっきりしてる人もいれば両方の面を持っている人もいると思います。
ただ、右利きの人は左脳派傾向があり
また、成長とともに(年齢が上がるとともに)言語を司る左脳が活発に働くようになり、左脳優位になっていきます。
これがいわゆる「頭が固い」という状態です。
つまり、大人になるにつれ右脳を意識して活性化させる必要性があるということです。
つまり、右脳の働きが活発なのは、言語が未発達な3歳前後の幼少期。
右脳を鍛えていくには幼少期から始めた方がいいということです。
そろばんで脳を活性化する「指先は第二の脳」
「指先は第二の脳」と言われる医学博士の方がいるほど、指先を使うことは脳の発達にとても効果的です。
さらに指先の器用さ(巧緻性)を司る脳の発達のピークは3~5歳ということ。
手先の器用さは学習効果にも好影響を及ぼすため、有名小学校受験ではハサミやひもを使った工作のテストが実施されることもあります。
指先をつかって弾くそろばんは、脳トレの観点から見てもとてもいいといえると思ってます。
ちょっと早いかな、と思われる3、4歳くらいからそろばんを習い事の候補にあげてもらうことで、よりその効果が期待できそうです。
指先を使うことであれば、他にも積み木やお絵描き、楽器の演奏、折り紙、パズルなども脳の活性化につながるようです。
珠算式暗算は右脳でする
そろばんで右脳が鍛えられるのは、暗算をするときにそろばんの珠をイメージするためです。
珠算式暗算とよばれる暗算は、学校で習う筆算とは全く違います。
計算をするときに数字ではなく、その数が入ったそろばんを頭にイメージします。
そして普段そろばんを弾いて計算をするのと同じように、
頭の中でそろばんの珠を動かしながら計算をしていく、これが珠算式暗算です。
実際にはないものを頭の中でイメージする。
そして、それを動かすことで計算をする。
それは右脳の働きです。
このトレーニングの中で右脳開発につながっていきます。
そろばんは慣れてくると高速で弾くことができます。
同じように頭の中のそろばんも慣れてくると高速で動かすことができます。
そして練習を重ねていくうち、実際の珠を動かすよりもはるかに高速で動かすことで驚異的なスピードで計算することが可能になります。
また計算する数や桁が増えてもそろばんで計算できるのとおなじように、暗算で計算することが可能になります。
フラッシュ暗算はこの計算方法です。
そろばんをすると右脳が開発され、珠算式暗算でどんどん計算できるようになる、これはまぎれもない事実ですが、知っておいて欲しい現実もあります。
①そうなるまでに時間がかかる。
かかる時間には個人差がありますが、絶対にすぐにできるようにはなりません。
まずはそろばんができるようにならないと、イメージもつかないので初めはそろばんの練習です。
(その中で少しずつイメージの練習はしますが、暗算練習に入るのは基礎テキスト終了後です)
②高学年だと少し難しい面もある。
脳の発達時期の面と、学校では筆算(左脳での計算トレーニング)をたくさん練習するので、どうしてもやりやすい計算法を使ってしまうということがあります。
まとめ
右利きは左脳からの伝達系統が優位であることを一般に示し、逆に、左利きは右脳からの伝達系統が優位であることを示すことから右利きの方は、左脳派傾向にある。
右脳の働きが活発なのは、言語がまだ未発達な3歳前後の幼少期で、年齢とともに「頭が固くなる」傾向にある。
指先の器用さは学習向上にも好影響を与えることから、指先を使うそろばんは脳の活性化に良いと思われる。
珠算式暗算のトレーニングをすることで右脳開発ができる。
ただし、そこには時間がかかることや学年・年齢によって難しい面もある。
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“脳トレで右脳を鍛えるメリットとは” に対して5件のコメントがあります。