思春期の子どもとの向き合い方、正解はある?40代ママが学んだ「肩の力を抜く」親子関係のコツ

はじめに:完璧な親なんていない。私も毎日が実験です
「うちの子、最近何を考えてるかわからない…」
そんな風に感じている同世代のママへ。私も同じです。3人の子を持つ母として、それぞれの思春期を経験してきました。長女は大学生、次女は高校生になり、今は中学生の三女が思春期真っ只中です。
上の2人の時の経験があっても、末っ子には全く通用しないことばかり。同じ親から生まれても、一人ひとり違うんだなと実感する日々です。完璧な対応を求めすぎていた自分に気づいたのも、つい最近のことでした。
今日は、同じように悩んでいるママたちと一緒に、少し肩の力を抜いて思春期の子どもと向き合うヒントを共有したいと思います٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
1. 思春期の「イライラ」は成長のサイン。受け流す技術を身につけよう
反抗期は子どもからの「自立宣言」
思春期になると、親の何気ない一言に「うざい」「わかってる」といった反応が返ってくることがありますよね。最初はショックですが、これって実は「もう子ども扱いしないで」というメッセージなんだそうです。
この時期は、これまでの成長期よりも「対等」を意識して接することが大切。一人の人間として、考え方を尊重したり思いを確認したりする姿勢が求められます。
心がけたいこと:
- 感情的な言葉は「成長中のサイン」と捉える🤔
- 「今は表現方法を学んでいる最中」と理解する🤔
- 即座に反応せず、一呼吸置く🤔
- 「もし友だちだったらこんな言い方する?」を自問する🤔
- 子どもの考えや気持ちを「まず聞く」ことから始める🤔
「あえて反応しない」勇気
「なんで私ばっかり」と言われた時、以前なら「そんなことない」と必死に説明していた場合も多いのではないでしょうか。でも「そう感じるんだね」と一度受け止めることで、子どもの方から「でも本当はわかってるんだけど」と続けることもあるようです。
思春期の子どもには、「一人の人間」として接することを意識してみませんか?子どもだけれど、その考え方や感情は一人前。「もし友だちがこんなことを言ったら、私はどう返すかな?」と考えてみると、自然と敬意を持った言葉遣いになります。
対等な関係を築くことで、子どもも「親に認めてもらえた」と感じ、むしろ素直に話を聞いてくれるようになることも多いものです。
2. 会話の入り口を変えるだけで、関係がガラリと変わる
質問の仕方を変えてみる
×「今日学校どうだった?」 ○「今日一番面白かったことは?」
些細な違いですが、子どもの反応が全然違います。「どうだった?」だと「別に」で終わってしまいがちですが、「面白かったこと」を聞くと、意外なエピソードを話してくれることも。
「ながら会話」が意外と効果的
次女とは一緒に料理をしながら、末っ子とは洗濯物を畳みながら…。何かをしながらの会話の方が、自然に本音が出てくるような気がします。目を合わせすぎないことで、プレッシャーを感じずに済むのかもしれません。
3. 子どもの「興味」に寄り添う。一緒に楽しむ姿勢が距離を縮める
メイクへの興味は成長のサイン
思春期になると、多くの女の子がメイクに興味を持ち始めますよね。プチプラコスメを買ったり、YouTubeでメイク動画を見たり…。「まだ早い」と思いがちですが、これも成長の一環。
「一緒に楽しむ」アプローチ:
- 子どもがメイクしているところを「教えて」とお願いしてみる
- 一緒にドラッグストアでプチプラコスメを見て回る
- メイク動画を一緒に見て「すごいね」と共感する
親が興味を示すことで、「認めてもらえた」という安心感が生まれ、自然と会話も増えていきます✨
「禁止」より「見守る」選択
動画視聴時間について心配になることもありますが、頭ごなしに制限するより、まずは様子を見てみることも大切です。
見守りポイント:
- 成績や生活リズムに影響が出ていないかチェック
- 影響が出始めたら一緒に解決策を考える
- 普段から「何見てるの?」と興味を示す
案外、子ども自身がバランスを取っていることも多く、信頼して任せることで責任感も育ちます。
4. SNS時代の新しい親子関係。明確なルールと信頼のバランス
親の方が情報をアップデートする
子どもがInstagramやTikTokを始めたいと言った時、最初は「まだ早い」と反対したくなりますよね。でも実際にSNSを使ってみると、世界が広がる実感を得られることも多いものです。
Instagram、X(旧Twitter)、YouTubeなどを通じて新しい情報や価値観に出会えたり、趣味の合う人と繋がれたり。使い方さえ間違えなければ、本当に素晴らしいプラットフォームだと感じている親御さんも多いのではないでしょうか。
子どもがSNSを始めたい時のアプローチ例:
- 頭ごなしに「ダメ」と言わず、まず話を聞く
- 一緒にアイコンを考えたり、アカウント設定を手伝う
- 良い面も認めつつ、危険な面についてしっかり話し合う
- 困った時はすぐに相談できる関係を作っておく
我が家のSNSルール:
- スマホは高校生から解禁
- 使用場所はリビングのみ(子ども部屋への持ち込み禁止)
- 知らない人とは絶対にやり取りしない
- 個人情報は絶対に載せない
- 困ったことがあったら必ず相談する
親自身がSNSの良さを実感していると、子どもにも「上手に使えば素晴らしいツールだよ」と伝えられますよね。禁止するより、安全な使い方を一緒に学ぶスタンスの方が、結果的に子どもも安心して相談してくれるようになります。
6. 親自身のメンタルケアも大切。息抜きグッズで心の余裕を
思春期の子どもと向き合うには、親自身の心の余裕が不可欠です。調べてみると色々あるのでご紹介します。
【心の安定をサポート】リラックス系サプリメント
毎日のイライラを少しでも和らげてくれる、GABA配合のサプリメント。
おすすめポイント:
- 天然由来成分で安心
- 1日1粒で手軽に続けられる
- 就寝前に飲むとリラックス効果を実感
【親子コミュニケーション】実践的な育児書
理論だけでなく、具体的な声かけ例が豊富な本は本当に助かります。特に思春期専門の本は、「あるある」なケースがたくさん載っていて、「私だけじゃない」と安心できます。
おすすめの本: 『思春期の子どもの心のコーチング』
- 実際の会話例が豊富
- 場面別の対応方法が具体的
- 親の心構えについても詳しく解説
【家庭内ネット管理】親子で安心のWi-Fi環境
SNSやゲームの時間管理に悩んでいる方におすすめなのが、ペアレンタルコントロール機能付きのWi-Fiルーター。
おすすめポイント:
- 子ども用端末の利用時間を設定可能
- 不適切なサイトを自動ブロック
- 使用状況をスマホで確認できる
禁止するのではなく、「見守る」ツールとして活用しています。
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7. 毎日を少し楽にする「小さな習慣」
完璧を目指さない「6割主義」
以前は「良い母親でいなければ」と自分を追い込んでいました。でも今は「今日も6割できればOK」と考えるように。残りの4割は明日頑張る、もしくはしなくてもいいんです。
この本に出会って私の考えが大きく変わりました。女性の皆さんにぜひ一読してほしい本です(๑˃̵ᴗ˂̵)و
「今日のありがとう」を見つける習慣
寝る前に、その日子どもにされて嬉しかったことを1つ思い出すようにしています。どんなに大変な日でも、小さな「ありがとう」は必ず見つかります。
例えば:
- 朝、自分で起きてくれた
- 妹の面倒を見てくれた
- 「おかえり」と言ってくれた
まとめ:一緒に迷いながら、少しずつ前に進もう
思春期の子育てに正解はありません。でも、「完璧な親」を目指すより、「今日より少しだけ楽になる」ことを目指す方が、結果的に良い親子関係を築けるのかもしれません。
私も毎日試行錯誤の連続です。うまくいかない日もたくさんあります。でも、同じように悩んでいるママたちがいると思うと、「一人じゃない」と心強く感じます。
肩の力を抜いて、お互い自分らしい子育てを見つけていきましょう。きっと、今日より明日が少しだけ楽になるはずです。
最後までご覧いただきありがとうございました♡ 同じように悩んでいるママたちに届けば嬉しいです٩(๑❛ᴗ❛๑)۶