そろばんのメリット 身につく力トップ5
最近、子どもの習い事で再注目されているそろばん。
ただ、習い事を考える保護者の方にはこんな気持ちもあるのではないでしょうか。
- そろばんはいいと聞くけど本当?
- そろばんは計算が速くなるだけじゃない?
- そろばんを習うメリットは何?
そろばんでどんな力がつくのか、はっきり言ってよくわからない・・・😕。
魅力的な習い事がたくさんある中、そろばんに半信半疑になる気持ちよくわかります。
でも、それってもったいない‼
この記事では、そろばんで身につく力トップ5について書いています。
もちろん、すべての子に必ず全部の力がつくわけではありません。
子どもたちに個性があるように個人差があります。
しかし、そろばんを通じて子どもたちは必ず変わります。
記事を通じてそろばんの魅力が伝わればと思います😊。
そろばんで身につく力 トップ5
①集中力
子どもの変化をはっきり感じる力です。
集中力を高めるアクションは次の3つです。
集中力を高めるためのアクション
①簡単な作業
②指先・手先を使う
③素早く行う
このアクション、そろばん練習とリンクしてます。
そろばんは、
①覚えてしまえば同じことの繰り返し→簡単な作業
②指先で弾く
③スピードが大事→素早く行う
そんな練習メニューです。
そこに検定や大会という目標が加わることで、集中力がさらに磨かれ強化されていきます。
②記憶力
そろばんは右脳を活性化させるといわれます。
特に珠算式暗算は右脳を使って計算するので日々の練習の中で右脳を鍛えています。
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右脳は入ってくる情報をイメージとして記憶するのでそろばんにより右脳を活性化することで記憶力が飛躍的に伸びます。
右脳による暗算で計算は驚く速さになるのに加え、漢字を覚えたりする記憶力もつきます。
③瞬発力
「計算用意はじめ!」
の合図で時間を計って練習するため、ほんの数分前まで遊んでいた子も、瞬間に切り替え問題を解き始めます。
また解く制限時間が決まっているので、1秒でも速くスタートダッシュがきれるよう無駄がない動きを意識します。
こうしたことから子どもたちの集中モードに入る速さ、切り替えの速さは抜群に鍛えられます。
④判断力
そろばんは、小さな判断の連続で答えを導きます。
数字を見た瞬間足すのか引くのか考える。
どう珠を動かすのか決める。
このような小さな判断と、小さな処理の連続で答えを導き出す、これがそろばんの特徴です。
小さな判断を繰り返す→成功体験(答えが出せた、答えがあった、点数が上がったなど)を経験する
この練習の中で自分で決める癖がつきます。
「優柔不断」はあまりいい意味ではつかいません。
そしてそれは性格のひとつ捉えがちですが、鍛えることができる力のひとつです。
子どもの頃から色んな事を自分で判断する、自分で考え決めることができる力はどんな場面でも必要不可欠です。
⑤忍耐力
年少さんの集中時間は5分と言われます。
ちなみに年中さんは10分。
年長さんは15分です。
ちびっ子がすぐ飽きる、これは普通のことなんです。
そろばんの時間は1時間です。
園児は途中で休憩をはさむことはあっても、席を離れたり、立ちあることは禁止しています。
周りで1分1秒速く解こうとしている小中学生がいるので、問題は解かなくても、ちゃんと椅子に座っておく。
動き回ることが大好きな子どもたちにとって、1時間座ることは忍耐以外ありません。
また、そろばんは見取算(足し算や引き算)という種目があります。
「数に強い、センスがある」という持って生まれた力がある子は実際にいます。
しかし、そろばんはそれだけでは昇級できません。
かけ算やわり算はやり方を覚え、あまり練習をしなくてもすぐにできるようになる子が数多くいます。
※級が上がるとそう簡単にはいきませんが…
しかし、見取算に関しては数に強くても、センスがあっても答えを合わせることはできません。
繰り返し練習をすることが必要な種目です。
まさに、精神的な成長が必要な種目です。
他にも検定に挑戦し、あと1問で不合格の場合次の検定まで同じ練習が続きます。
上級(1~3級)になると難易度が上がり、半年~1年・2年と同じ級の練習を繰り返す子も出てきます。
忍耐力を鍛える場面がそろばん練習はたくさんあります。
まとめ
そろばんで身につく力トップ5
①集中力
②記憶力
③瞬発力
④判断力
⑤忍耐力
トップ5以外にも身につく力はたくさんあります。
この記事を読んでいただいて、そろばんの魅力が伝わればとっても嬉しいです。
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