そろばんの検定試験、知ってた方がいいこと

そろばんに検定試験があることをご存知の方は多いと思います。

しかし、検定試験といっても種類がいくつかあります。

そろばん〇級、といっても協会によって実は試験の内容や合格基準が微妙に異なります。

つまり難易度に差があります。

意外に知られてない事実です。

この記事では、そろばん検定の詳細について説明しています。

次のような経験・思いをされた方はもちろん、
そろばんに興味がある方や、習わせたいと思われている方に記事を読んでいただき豆知識として知っておいて欲しいと思うことです。

ケース1
お友達が別のそろばん教室に通っていて、
その子はもう検定に挑戦しているらしいけど、自分の子はまだ検定受けたことない。

ケース2
お友達は珠算4級合格したらしいけど、うちの子はまだ珠算5級の練習をしてる…同じ時期に始めたんだけど。

この記事を読んでそろばん検定試験に対し知識を持つことで、子どもたちの頑張りを知るきっかけになれば嬉しいです。

目次

1.そろばん検定について知っておいて欲しいこと
2.そろばん検定の種類について
3.まとめ

1.そろばん検定について知っておいて欲しいこと

級は色々ですが、上記のようなケースはよくあることです。

maru

親としては、どちらもモヤッとします。


うちの子が力ないんだな、
教室を変えた方がいいのかも、
このまま続けて大丈夫かな、
と不安になってしまったり、教室や先生に対しちょっと疑心暗鬼になりませんか?

私もそろばん先生をしてる中で、こういう相談やお話を聞くこと、あります。

これには様々な原因が考えられます。

もちろん力の付き方には個人差があります。
得意不得意もありますし、性格などもやっぱり影響します。
伸びる時期も子どもによって違います。
その他、通塾回数や自宅練習時間なども大いに関係します。

でも、もう1つ

実は珠算検定試験って、協会によって違う部分があるんです。
全く同じ試験内容で出た結果なら比較できるかもしれません。
しかし、内容が異なるのであれば、級の違いはあまり気にしなくてもいいのかもしれません。

級を知ることでざっくりとそろばんの力を知ることができますが、厳密な比較は難しいのです。

2.そろばん検定の種類について

そろばん教室で全国的によく聞く主な協会は3つあります。

日珠連(日本珠算連盟)

全珠連(全国珠算教育連盟)

全国連(全国珠算連盟)→私の教室はココに所属しています。

名前が似てるので、混乱しそうです😓。

それらの検定の大まかな違いをリストアップすると

検定の異なる点

  • 検定実施の頻度
  • 検定実施場所
  • 級の種類
  • 検定種目
  • 問題数
  • 合格基準
  • 検定時間



などがあります。
以下、具体的な内容の表になります。
(スマホで見らる方は非常に見づらい表になってます😨。ぜひPCでご覧ください。)

※×→乗算・÷→除算・見→見取算の略です。

日珠連全珠連全国連
検定頻度年6回(年3回)年12回(年6回)年12回(年6回)
検定実施場所商工会議所連盟が指定する場所各教室
級の種類1~10級(準1~準3級あり)1~15級(準1~準6級あり)1~10級
検定種目×÷見(9,10級÷なし)10~15級 見のみ
9~4級 ×÷見(9級は÷なし)
1~準3級 ×÷見の3種目に伝票算・暗算・応用計算のうち2種目 を選択(審査選択)
10・9級 ×見
8~4級 ×÷見
1~3級 ×÷見・伝票算
問題数・10,9級 ×(20問×5点)見(10問×10点) 合計200点満点
・8~7級 ×÷(各10問×5点)見(10問×10点) 合計200点満点  
・6~1級 ×÷(各20問×5点)見(10問×10点)  合計300点満点



・各種目 15問×10点 各150点満点


・10,9級 ×(20問×5点)見(10問×10点) 
・8~4級 ×÷(20問×5点)見(10問×10点) 
・3~1級 ×÷(20問×5点)見(10問×10点)伝票算(10問×10点)

各100点満点



合格基準・10級 200点満点中60点以上で合格
・9~7級 200点満点中120点以上で合格
・6~4級 300点満点中210点以上で合格
・3~1級 300点満点中240点以上で合格
・各種目100点以上で合格・10~7級 各種目60点以上で合格
・6級~2級 各種目70点以上で合格 
・1級 各種目80点以上で合格 
検定時間・10~7級 トータル20分
・6~1級 トータル30分
・各種目7分・各種目10分

※珠算検定についての表になります。
段位検定、暗算検定の詳細ついては各協会の方にご確認ください。


この検定の違いによってどんな現象が起こるかというと

かけ算わり算が得意だけど見取算がとっても苦手なA君が、珠算6級を受検したとします。
結果は、かけ算・わり算は100点、見取算が30点だった場合


日珠連検定だと、合計300点満点中210点以上で合格なので→合格
全国連検定だと、かけ算わり算は70点以上の合格点取れているけど、見取算が70点の合格点が取れていないので→不合格

という結果になります。

どちらの協会の検定がいい悪いではなく、同じ7割以上の合格基準でもこうした違いが出てくるということです。


少し細かく問題内容まで見てみると、特に見取算の問題はずいぶん異なります。


珠算検定合否の大きなカギを握る見取算に違いがあるので、同じ級でも難易度が異なるような面もあります。

maru

見取算を制する者は、進級が早い、それくらい合否のカギです。

3.まとめ

そろばん検定試験の目的は、子どもたちに具体的な目標にしてほしいということが一番です。

そろばんを習う目的は計算力・集中力・記憶力など様々な力をつけることが目的だとしても、頑張るうえで具体的な目標設定が必要です。


そのために検定試験を受検するようすすめています。

▼関連記事:そろばんで身につく力▼

そろばんのメリット 身につく力トップ5

最近、子どもの習い事で再注目されているそろばん。 ただ、習い事を考える保護者の方にはこんな気持ちもあるのではないでしょうか。 そろばんでどんな力がつくのか、はっ…

しかし、検定試験は〇級という具体的な数字なだけについつい他の人とも比較しやすいものとなってしまいます。

比較できることが切磋琢磨につながるいい面もあります。
比較することで子どもたちや親の気持ちがモヤモヤする悪い原因にもなります。

検定試験が協会によって違いのある内容だということを知っていると捉え方もきっと変わると思います。

検定に挑戦する中で子どもたちは大きく変わります。
合否や取得級に過度にこだわりすぎず、その子どもたちの変化を見て、たくさん応援してください。

そして…
どの協会の検定が権威があるとかないとかそんな言われ方を聞いたりしますが、正直言ってそろばんを全然知らない人にとってはどこの検定だろうが、「珠算1級」と聞けば、計算速いんだな、すごい!と思われるに決まってます😊

ぜひそのレベルまで子どもたちを引き上げていきたいと、これからも奮闘していきます。

応援はげみになります。

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