愛子さま初出勤 日本赤十字社は何するとこ?

愛子さまが初出勤されて再び話題の日本赤十字社。

この記事では日本赤十字社の歴史と現在の活動について書いています。

ニュースを見て、日本赤十字社がちょっと気になった人、
または、佐賀にゆかりのある方(私もその1人🤔)にぜひ読んで欲しいです。

なんと日本赤十字社を創立した佐野常民(さの つねたみ)は佐賀県出身だったのです!

maru

そんなすごい人がいたなんて知らなかった😶

知ってるようであんまり知らない日本赤十字社のこと、ぜひ読んでみてください。

1.日本赤十字社の歴史

国際赤十字組織の誕生が始まりです。

国際赤十字組織とは

アンリー・デュナン(スイスの実業家・第1回ノーベル平和賞受賞)

戦争の負傷者の救護活動にあたったことを機に、国際的な救護団体の必要性を訴える活動。
ヨーロッパ各国で大きな反響を呼び、1864年ジュネーブ条約が調印、国際赤十字組織が誕生します。

「傷ついた兵士はもはや兵士ではない、人間である。
人間同士としてその尊い生命は救われなければならない」

そのころ、派遣員としてパリ万博博覧会へ行った佐野常民(その時45歳くらい)。

ここでこの常民と「赤十字」が出会います。
敵味方関係なく救護するための国際条約と活動の仕組みに衝撃を受けました。

「文明開化といえば人はみな法律や精密な機械ができることをいうが、赤十字のような活動が盛んになることこそが文明開化の証である」

(1882(明治15)年博愛社社員総会演説)

のちにこう語っていることからも「赤十字」活動の重要性を強く感じていることが分かります。

日本赤十字社の始まり

1877年 西南戦争
この時、常民は「敵味方なく救う」救護組織の設立を目指し活動。
その活動により博愛社が設立されます。

1887年 博愛社は日本赤十字社に改称。
世界で19番目の赤十字社として正式に認められます。 

パリ万博に同行した人々は、後年、日本赤十字社の社員(支援者)となりました。
(渋沢栄一、アレクサンダー・シーボルト他)

今でこそ、助け合いやボランティアなどの精神が浸透していますが、当時(明治時代)の社会情勢を思うととても大変な活動だったはずです。

そんな中、ほんの数名から始まった赤十字運動が日本中を巻き込む大きなうねりとなっていったのは、常民のあきらめない姿勢によるものと言えるでしょう。

2.日本赤十字社 現在の活動

日本赤十字社の使命
わたしたちは、苦しんでいる人を救いたいという思いを結集し、いかなる状況下でも、人間のいのちと健康、尊厳を守ります。

日本赤十字社HPより引用

設立時の常民の思いが、そのまま現在にも引き継がれています。

主な活動の一部

国際活動
災害救護活動
青少年赤十字  
救急法などの講習
医療事業
看護師などの教育
血液事業
赤十字ボランティア ←愛子さま配属?
献血
社会福祉事業など

国内に限らず海外での活動まで、多岐にわたります。

記事を書くにあたり色々調べてみると、
知ってるようであんまり知らなかったことがたくさんありました。

今から100年以上前にこうした活動に必死で取り組んだ人々の情熱が、今困っている人を助けていることに感動します。

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